人材育成

JA兵庫六甲の人材育成について

JA兵庫六甲は能力主義人事制度に基づき人材育成を行っています。補完するものとしてCDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)を策定し、運用を行っています。

CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)とは、職員一人ひとりの将来像に向かって、専門能力・実務能力やマネジメント能力を開発・育成していくプログラムです。段階的に職員本人の希望や適性を考慮し、本人のモチベーションを高め、仕事のやりがい・働きがい・生きがいを追求し、より高い成果を達成できるように、職員と一体になったキャリア開発を行っていきます。

JA兵庫六甲では、各人のキャリアプランを、セミナー・カウンセリングにより作成し、自己の定めた目標を達成するために必要な教育研修・自己啓発を支援していきます。

CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)

CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)

【入所から28歳まで】

入所から28歳までは、「適性把握期間」として、基本研修、担当している職種に必要な専門・業務研修および自分に必要なものを自由に選んで学習する自己啓発により、能力開発を行います。

【キャリアデザイン】

職員個人の自己実現とJA兵庫六甲の目指すものがうまく共生・共栄していくため、職員のキャリアプランを策定します。その際にアドバイスや支援、方向性を決定する際の相談などをキャリアカウンセラー(専門家および知識・技術を習得した職員)が専門的に行います。

キャリアプランの策定・コース選択・キャリアアップ、コース変更などについて、個人のプライバシーに配慮しながら1対1で職員個々の仕事を通じての自己実現のための相談・アドバイスを実施します。

【ジョブローテーション】

CDPでは、基本的に配置や異動についても、キャリア形成を目的として行います。
職員個々が、自分の目指すコースで目標を達成し自己実現をはかるため、求められるさまざまな業務知識・技術・態度を計画的に習得していきます。そのため、個人のキャリアアップのために必要となるジョブローテーションを計画的に実施します。

【コース別人材育成の実施】

これによりコース別に本人の意志を反映した能力開発、人材育成を行います。

教育・研修

【研修の枠組みについて】

JA兵庫六甲では「基本研修」「コース別研修」「専門・業務研修」を実施します。
その他、職員一人ひとりにおける課題は自己啓発によって能力開発していくものとします。

<1> 基本研修

協同組合理念に基づく協同組合運動をすすめられる職員となるために必要とされる知識や態度などは、全職員共通に必須研修として習得していくものとします。

(1) 全職員(必須)

  • 全役職員研修会
  • 協同組合学習
  • 人権啓発学習
  • コンプライアンス学習
  • 個人情報保護・情報セキュリティ研修
  • 市民救命士講習 など

(2) 担当者

  • トレーナー担当者研修(新卒採用職員の指導等、さまざまな面でサポートする担当者。研修ではトレーナーの指導プログラム・役割等を周知する)
  • 新任管理職研修(管理職としてのマネジメント能力を高めることを目的とした研修)
    など

(3) コース別研修

  • CDPにおけるコースに応じて必要な知識・技能・役割は、コース別研修として実施します。

(4) 選抜

  • JA経営マスターコース(JA経営並びに事業に関するマネジメントの習得)
  • みどり塾(経営理念に裏打ちされた、自律創造型職員の育成) など
<2> 専門・業務研修

担当職種によって求められる知識・資格・役割は各事業部が専門・業務研修として実施します。

  • 信用共済事業部
    • 窓口担当者基礎研修
    • 共済レベルアップ研修 など
  • 資産管理事業部
    • JA不動産実務研修会
    • JA相続税基礎研修会 など
  • 営農経済事業部
    • 新任営農相談員研修
    • 施肥診断技術者、防除指導員養成講習 など
<3> 自己啓発

必要なものを自由に選び、能力開発していくものとします。

  • カフェテリア(自主参加型研修)
    <過去の実施内容一例>
    • 農業経験講座
    • 地産地消実践お手軽クッキング
    • 遺言入門講座 など
  • 通信教育
    • 社会保険労務士受験通信講座
    • 宅建主任者試験合格コース
    • ファイナンシャル・プランナー養成講座AFPコース など
  • 外部機関・団体による検定試験の斡旋
    • 銀行業務検定試験
    • 信用事業業務検定試験
    • 食の検定 など

【能力開発方法について】

職員全員の能力開発を効果的に実施するために、次の3つの方法を組み合わせます。

<1> Off-JT(職場外教育・集合研修)
  • 職場を離れるので、能力開発に専念できる。
  • 体系的な指導ができる。
  • 他の人の考え方や意見を取り入れ、考えや情報の幅を広げることができる。
<2> OJT(職場内教育・日常業務を通じて)
  • マンツーマンを基本とするのできめ細かい指導ができる。
  • 仕事に直接関連した指導であるから実践的で業績に反映しやすい。
<3> 自己啓発(職員各自の意志によって学習)
  • 職員個々の自由意志によって、能力開発できる。
  • 職員個々の意志によるため高い研修効果が得られる。
  • 新採用職員は1年間、先輩職員のトレーナーから必要な知識・技術・態度を習得できる。
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