SDGs 規格外品を生まれ変わらせる 神戸市特産品『桃』のリキュールに挑戦中
一般財団法人 神戸農政公社(神戸市西区)は、JA兵庫六甲(神戸市北区)と連携し、特産品である桃を使ったリキュールを開発いたします。
神戸市西区では約8.9haの農地で桃が栽培され、甘く香りの高い桃は、近隣消費者から支持を得て大人気の商品となっています。
しかし一方で、天候不順や大型台風等による集荷数量減少・出荷ロス増加のリスクが高いという課題があります。これら産地が抱える課題の解決と、食品ロスの削減、多くの消費者に特産品を知ってもらう機会の創出を目指し、同公社と同JAが連携し、桃を使ったリキュールの開発に乗り出しました。
撰果場の様子や、リキュール開発担当者の意気込みなど、ぜひ取材にお越しください。
◆桃について
産地:神戸市西区押部谷町
年間出荷量:6.1t(R2実績)
備考:樹上で完熟させてから出荷することにこだわり、糖度・香りが非常に高い一方、長距離の出荷には不向きで、出荷時の傷などによって、規格外品となるものも多い。近隣の直売所などで大人気の商品となっており、贈答用などとしても使用される。
◆開発中の商品について
原材料:
・神戸市産桃(同JA 神戸西撰果場で規格外品となったもの)
・ホワイトブランデー(同公社が製造した神戸市産ブドウ100%のもの)
スケジュール:
・7~10月 試作
・2~3月 発売予定
【お問い合わせ先】
JA兵庫六甲 企画管理本部(広報)
Tel:078-981-6550