三田市・猪名川町などで栽培されている「原木シイタケ」が旬を迎えていますので、お知らせします。
六甲山の北部に位置する三田市、兵庫県と大阪府の県境に位置する猪名川町では、原木シイタケの栽培が盛んに行われています。
兵庫県内で生産されるシイタケは、年間約680t(令和2年度)で、この内原木栽培で育てられるシイタケは約8.5％(58t)と少なく、数か月間だけ味わえる希少な産物となります。
近年では、１年を通して栽培が可能な菌床栽培が主流ですが、肉厚で歯ごたえのある触感と濃厚な風味が味わえる原木シイタケは、消費者から根強い人気があります。
原木シイタケは春と秋に旬を迎え、春に生えてくるものは「春子(はるこ)」、秋に生えてくるものは「秋子(あきこ)」と呼ばれ、JA兵庫六甲の直売所をはじめ市場などに出荷されます。「春子」は冬を超えることで身がしまり、「秋子」は香りが良いのが特徴です。
また、調理の過程で肉厚な傘の部分からしみ出る「うま味汁」は、新鮮な生シイタケならではの味わいです。
「鮮度」「味」ともに今しか味わえない原木シイタケの味わいと、手間ひまかけて栽培を行う生産現場をぜひ取材いただき、報道の素材としてご活用ください。

【内容】
◆産　　　地：三田市、猪名川町
◆期　　　間：11月～3月ごろまで
◆販売場所：農協市場館 パスカルさんだ一番館(三田市川除677-1)
　　　　　 道の駅いながわ(猪名川町万善字竹添70-1)
　　　　　 ファーマーズマーケット スマイル阪神(伊丹市北本町3-50)　など

【お問い合わせ先】
JA兵庫六甲　企画管理本部（広報）
Tel：078-981-6550