
地元に愛される伝統野菜 幻の大市ナス 収穫大詰め
西宮市の伝統野菜「大市ナス」の出荷がはじまっています。
青みを帯びた上品で独特な色合いと、まるで電球のような大きな実の形が特長で、味の濃さと食味の良さが大変評判です。
大市ナスは、明治時代から西宮市の大市地区で多く栽培されていたことからその名がつき、評判の高い農産物でしたが、時代とともに見栄えの良い品種が広がり、一度は栽培が途絶えてしまいました。
そのような歴史ある伝統野菜を復活させようと、地元の生産者とJAがタッグを組み、試行錯誤を繰り返しながら、奇跡的に残されていた種から見事に「大市ナス」を復活させることができました。
近年は、地元のイベント用食材として提供されるほか、JAの直売所を中心に支店窓口でも販売をおこなっています。
今年は長引く雨の影響が心配されましたが、例年通りの品質まで順調に生長し、収穫も大詰めを迎えました。西宮市で守りつづける伝統野菜 大市ナスの魅力をぜひ取材いただき、報道の素材にご活用ください。
<伝統野菜「大市ナス」の販売について>
♦販売期間:2021年10月末頃まで
♦販売場所:ファーマーズマーケット スマイル阪神(伊丹市北本町3-50)
※取材にお越しいただく際は、事前にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
JA兵庫六甲 企画管理本部(広報)
Tel:078-981-6550