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イチジクの生産現場 老樹から新樹へ 神戸西育苗センターでイチジクの苗木配布開始

JA兵庫六甲 神戸西育苗センター(神戸市西区平野町)は、神戸市の特産品「イチジク」の苗木の配布を開始いたしますので、お知らせします。
同市は、年間320t(令和2年度)もの完熟イチジクを出荷する兵庫県内屈指のイチジク産地として知られ、その芳醇な香りと濃厚な甘さ、とろける食感は消費者からも大変好評を得ています。
一方、生産現場では、長年の栽培によって老樹化が進んでおり、生産量の大幅な減少が危惧されていました。同育苗センターはこれを受け、地元生産者や同市の農政課などと連携して、2019年から次世代の苗木造りに取り組んできました。
今日に至るまでの道のりは大変厳しく、苗木造りに必要な「接ぎ木※」の経験がない職員が試行錯誤を繰り返しながら1本1本手作業で造り続け、産地として遜色のない300本もの苗木の生産に成功いたしました。
このたび配布する苗木は、持続可能な産地づくりや次世代に引き継ぐための大切な改植の第一歩となりますので、開発に取り組んだ同育苗センターや生産現場をぜひ取材いただき、報道の資料としてご活用ください。
※接ぎ木は、他品種の台木にイチジクの枝を圧着させて苗木をつくる手法です。

<詳細のご案内>
◆開始日時:令和4年2月中旬ごろ
◆配布場所:JA兵庫六甲 神戸西営農総合センター内 園芸育苗施設(神戸市西区平野町印路660-1)
◆生産部会:JA兵庫六甲 神戸西いちじく部会
◆生産現場:神戸市内


※取材にお越しいただく際は、事前にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
JA兵庫六甲 企画管理本部(広報)
Tel:078-981-6550


兵庫六甲農業協同組合(愛称:JA兵庫六甲)
〒651-1313 神戸市北区有野中町2丁目12-13 Tel:078-981-6550(代表)
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