金融円滑化にかかる体制の概要

兵庫六甲農業協同組合（以下「当組合」）は、農業者の協同組織金融機関として、「農業者をはじめとする地域の利用者の皆様に対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を「当組合の最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当組合の担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業務の遂行に向けた取り組みを行っております。
「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置法」（以下「金融円滑化法」といいます）は終了しましたが、引き続き当組合の金融円滑化に係る措置の実施状況について公表いたします。

 

 

１．金融円滑化にかかる措置の実施に関する方針の概要

当組合では、金融円滑化に関する基本方針を、理事会にて制定をしております。基本方針の概要は以下の通りとなります。

　　　　　　　　　　　　　　

金融円滑化に係る基本方針（概要）

(1)新規のご融資・お借入条件の変更等のお申込みに対する柔軟な対応

(2) 利用者の皆様の経営相談等，経営改善に向けた取組みへの支援

(3) 新規のご融資・お借入条件の変更等のご相談・お申込みに対する適切かつ十分な説明

(4) 新規のご融資・お借入条件の変更等に関する苦情相談への公正・迅速・誠実な対応

(5) 新規のご融資・お借入条件の変更等について、関係する他の金融機関等との連携

(6) 当組合の金融円滑化管理に関する体制

(7) 当組合の金融円滑化態勢の定期的な検証

※当組合の基本方針の全文については、平成22年2月1日に公表し、平成25年4月1日改正しております。
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２．金融円滑化にかかる措置の状況を適切に把握するための体制の概要

当組合では、金融の円滑化にかかる措置を適切に把握し対応するため、以下の体制を整備しております。

(1)組合長を委員長とする「コンプライアンス委員会」にて、金融円滑化にかかる対応を一元的に管理し、組織横断的に協議することとしております。また、協議内容については、定期的に理事会へ報告することとしております。

(2)リスク統括本部担当常務理事を、「金融円滑化管理責任者」、リスク統括本部を「金融円滑化管理責任部署」として、当組合全体の金融円滑化にかかる対応状況を把握することとしております。

(3)各支店に「金融円滑化管理担当者」を設置し、各支店における金融円滑化にかかる対応状況を把握し、本店リスク統括本部へ報告することとしております。

(4)各支店等では、金融円滑化にかかる取引の実施状況について記録を作成し、当該記録は５年間保存することとしております。

 

３．金融円滑化にかかる措置に関する苦情相談を適切に行うための体制の概要

(1)利用者の皆様からの、金融円滑化にかかるご相談の窓口を本店リスク統括本部に設置しているほか、各支店においても承っております。

(2)利用者の皆様からの、当組合の金融円滑化に係る措置に対する苦情については、本店リスク統括本部に受付窓口を設置しております。また、各支店で苦情を受けた場合には、当組合所定の手続きに従って、リスク統括本部および信用共済事業部と各支店が連携のうえ、適切な対応を実施する体制を整備しております。

 

４．金融円滑化にかかる措置をとった後において、当該措置にかかる中小企業者の事業についての改善又は再生のための支援を適切に行うための体制の概要

(1)金融円滑化管理責任部署を中心に、お借入条件の変更等を行った利用者の皆様の経営状況や経営改善計画の進捗状況を継続的に把握し、必要に応じて経営改善または再生のための助言等を行う等、利用者の皆様への支援について真摯に取組みます。

(2)当組合では、本店信用共済事業部にて、農業経営および不動産経営を主とした各種の経営相談を行う体制を整備しております。

(3)また、経営相談、経営改善・再生のための支援向上のため、当組合職員に対し、必要な研修、指導をおこなっております。

 

 

５．貸付条件の変更等の実施状況

貸付条件の変更等の実施状況はこちらからご確認ください。